数パーセントの金利の違いでどれくらい総支払額が変わってくるのか具体例をあげて見てみましょう。

住宅ローンの試算を賢く行う為のヒントとは?

支払総額を決定する最も重要な要素が金利です。 返済期間や毎月の支払額などの要素と合わせて考えながらシュミレーションをしていく事で、 具体的かつ合理的な計画を組む事が可能になってきます。

賢く住宅ローンのシュミレーションを実施する為のコンテンツ


シュミレーションに便利なサイト

専用ソフト(無料で数多くあり)をダウンロードしてじっくりと試算を行ってみたいという方にお勧めの方法です。

色々な機能が装備されたソフトが公開されているサイトを紹介させて頂いています。

シュミレーションページのリンク集

住宅ローンを取り扱う主要な金融機関のシュミレーションページのリンク一覧を掲載させて頂いています。

各種金融機関の公式サイトを見比べる手間を省きたいという方は活用して下さい。


金利の違いが支払額の違いに影響する事を実感する為に

返済期間が総支払額に影響する点は当サイト別ページ 返済期間の決め方 で解説させて頂いていますが、金利の違いでどれくらい総支払額が変わってくるのか具体例をあげて見てみましょう。

3000万円の借り入れ30年で返済する場合を見てみましょう。

※金利は全期間一定、元利均等返済という条件で試算しています。

金利 毎月の返済予定額 利息総額 返済の総額
2.5% 118,536円 12,672,840円 42,672,840円
2.0% 110,885円 9,918,769円 39,918,769円
1.0% 96,491円 4,736,908円 34,736,908円
0.87% 94,710円 4,095,766円 34,095,766円

上記の例はわかりやすさを追求する為に金利は全期間一定と仮定して試算しています。 さらに、例えば、3000万円の借入額を2.4%の金利で30年間で返済するとなると総支払額が42,113,477円になります。

2.5%の金利の場合と比較して約56万円の違いが発生します。 つまり、上記の条件では0.1%の金利の違いが大きな額に反映されてくるのです。

重要になってくる金利タイプと諸条件

一般的には変動金利は固定金利よりも金利は低く設定されています。 金利に関しては金利タイプ選びのコツというページを参考にして頂ければ分かるとおり、 変動を選択するか・固定を選択するかによって総支払額が違ってきます。

変動金利と固定金利を組合わせたローンを選択する事も可能な金融機関がありますが、 金利上昇の局面でのリスクは変動金利は大きいです。

当サイト別ページで紹介させて頂いている低金利な住宅ローンを扱う金融機関の中には、 変動金利から固定金利への変更手数料が無料という金融機関も存在します。

さらには多くの金融機関では繰上返済の手数料が無料である場合が多く、 返済を実行する上でも有利な面が多いです。 こういった点でも10年ほど前に比べて住宅ローンの諸条件は良くなっていると言えるでしょう。

最近では、従来の条件で契約を行った方々が、 ローンの見直しを実行して少しでも返済面でメリットを出すローンの借換えを検討する割合が増加しています。

当然、借換えの場合も金利や返済開始以後の諸条件を確認する事と、 ローン返済のシュミレーションを行った上で、 支払う手数料と借換えによって浮いてくる総支払額を天秤に掛けて検討する事になります。

スポンサードリンク

このページのトップへ