審査関連の確認事項

審査の簡略化と迅速化の為に、融資申込み者の属性や条件などの項目を点数化して信用度を格付けする事が、 スコアリング方式での審査のメリットの一つです。 申込者の属性や環境など、どれくらいの金融機関が審査の対象項目として重要視しているのでしょうか？

実は、借り手の多様化で金融機関も柔軟に対応せざるを得ない部分が拡大している状況で、 申込者の属性者や条件・環境などで単純に審査を行えない状況になりつつあります。

【続きを見る・・・】　　審査についての基本知識

「年収」に関しては借入する総額によっても違ってくるので判断は難しいですが、 「平成22年度民間住宅ローンの実態に関する調査報告書」では、 88.0%の金融機関が何らかの基準で審査を行っている事がわかります。

また、同調査結果からは、最低でも一年以上の勤続年数が必要という判断で間違いないでしょう。 もちろん勤続年数に関しては長いほど審査に有利に働く可能性が高いですし、 勤め先の企業の規模が多いいほど有利になる可能性も高いと思われます。

【続きを見る・・・】　　勤め先や年収と審査の関係

個人の信用情報は信用情報機関が取り扱います。 情報機関では、クレジットカードや消費者金融などの金銭取引履歴やカードの申込み件数などを記録しています。

もちろん事故情報（支払の延滞や返済の遅延など）はしっかりと記録されています。 クレジットカードの引き落とし日に銀行預金残高が足りない、自動車ローンの遅延など、 身近に起こりえるケースも含まれますので特に注意したいです。

さらに、物件の担保に関しては購入価格が高くても、それが実際の評価ではなく、 期待以上ではないという事もあり得ます。 その場合は、希望借入金額が担保金額とかけ離れていれば審査が通らないという事になる可能性もあります。

【続きを見る・・・】　　審査時の意外な注意点

「住宅ローン申込み→審査非承認」という一つの結果に対しては一つの要因や項目が原因でない事を理解したいです。

例えば、個人の信用情報が原因で審査が通らなかった可能性もありますし、 返済能力が基準を満たさなかった事も要因になり得ます。 さらには個人の属性が原因となった事も可能性としては考えられます。

【続きを見る・・・】　　審査が通らない人とは？